青葉台駅伝言板

考えをまとめるための日記。頭を整理するごとに書き換えてしまうので、そんなつもりで優しく見てくーださぃ

税務署に行ってみた

確定申告が終わった。間違いがあるかもしれないけど、あとは連絡待ちかな。

 

 マイナンバーも入ってからも随分経つし、国税庁の確定申告支援サイトもだいぶこなれているので、もはや、確定申告のために税務署にいかないといけないという認識はだいぶ減った。

 ただ、今年は転職等その他所得等もあり、確定申告支援サイトが使えないので、例年に比べると大部バタバタしたし、1回は出し間違いもあったので、申請方法について、税務署に問い合わせをしにいった。

 最近は、LINEで入場券を予約して、入場できると、一人45分の枠を与えられる。その45分間に、税務署のヒトの助けを借りて、スマホまたはPCで、自分で確定申告を行うという制度だった。

 いくつか質問があったのと、国税のタックスアンサーも基本平日昼間なのでなかなか使えないということで、税務署の訪問時間を取ってみた。

 いわゆるIT弱者の人向けのサービスなんだろうけど、入場券の入手はLINEか、その日の朝に配布する部分のみ。多くの人が税務署に来てから、「入場整理券が必要だなんて知らなかった(WEBページに書いてあるんだけどね)」「行政サービスなんだから、誰でも受け入れるのが公的機関の役割ではないのか(それも、そう思う)」と戸惑う声が飛び交う中、研修員というなの臨時バイトによる列に並んでみた。

 着いた税務署は相当な密度、相当な年齢層で、お世辞も健康な職場とは言えない。コロナが落ち着いたとはいえ、インフルも相まっていて、学級閉鎖も相次いでいるこの時期だ。考えてみると、確定申告の時期って、こうしたインフルの時期にやってんだね。そこで感染する可能性もそれなりにはありそう。

 で待つこと30分、自分の番が来る。自分の場合は質問を準備していて、質問の回答がわかったら、家でのんびりやるつもり。自分の担当には、国税庁からのヘルプと思しき人が親切に教えてくれた。した質問は3点で、いずれにしても理解が正しかったのがわかったので、帰途についた。30分まちの、3分診療って感じ。

 

 自営業のヒトも多く申告にいっていた。自分の家を休みにしたら、それだけ収入を制限してでも納税の義務を果たす。高い倫理観に感服。それに比べ、人に言われたから納税しなくてもいいと思った先生方は、バツとして残りの期間、税務署にヘルプに入ってはどうか。リスキリングにもなるかもしれない。

 

ちなみに今年使ったのは、確定申告の支援サイトではなく、e-taxの端末ソフトの方。毎年の法改正に合わせて、端末ソフトをインストールしたあとに、法令に基づいた大量の設定ファイルをダウンロードして使う。

 もう数年経つと、生成AIを活用して「こんな感じで確定申告の案を作りました。正しければ、署名して提出してください」って形になるんだろうなぁ。自営業のヒトを休んでもらって確定申告させるなんて、本当にやらせてはいけないことで、ルールに基づいた解釈に基づく手続きなんだから、基本的には生成AIが一番得意とするところである。

 

 ただし、正しいかどうかはヒトが確認しないといけない。それくらいは仕事をしたほうがいい。