青葉台駅伝言板

考えをまとめるための日記。頭を整理するごとに書き換えてしまうので、そんなつもりで優しく見てくーださぃ

生成AIでのセキュリティ支援の効率化の可能性


最近、学習ができる生成AIを手に入れた。

いろんな生成AIに詳しいわけではないので、他の生成AIとの機能比較はわからないんだけど、カスタマイズできるといっているものなのだろうか。

 

 で、そのAIくん、学習セットを3つまで覚えさせることができる。(覚えさせることができるセットに制限はないけど、問い合わせるときに有効にできる学習セットの上限が3つ)。

 生成AIでの情報漏洩を気にされることがあるけど、実際に使おうと考えてみると、意外と学習させるものは公開情報ばかり。

 最初に問い合わせると、「一般的には・・・」と返していた回答が、学習させると、「・・・ガイドラインの規定では、・・・・」と回答が変わる。

 

これは面白い。

 

 早速、某モバイルOSのアプリ開発者に関する規定(これも公開情報)を学習させ、各規定の規約の違いを要約させると、(内容は多少怪しいけど)回答が返ってくる。

 内容が怪しい回答は、こちらからの質問をより具体的に質問することで改善できるから、何回かのやりとりで、それなりの回答になってくる。

 

・・・・これなら、普通のチャットボットくらいになら、すぐに使えるな

と考えると同時に感じたのが、自分の経験も含めて、スキルセットを登録できれば、自分はいらないかもな・・・と。特に日本の場合はドイツのように法令主義だから、AIとの親和性は非常に高そうだな。「・・・な事案があったんだけど、判決文の草案書いて」と言ったら、すぐにでも書きそう。

 

 そう言えば、数日前に一番読まれた記事が、情報処理試験の出題内容が変わるという記事だった。生成AIくん、・・・なプログラム書いて、と頼むと、PascalでもCでもLispでもPrologでも書いてくれたしな。言語を覚えていることに、あまり価値はなくなってくるのかもしれない。

 セキュアコーディング。これはどこまで対応してくれるかな。次にAIくんと話すときに、試してみよう。

 

 セキュリティ関係の担当をしていると、「・・・なことはOKなんですか?」という質問はたくさん来る。これもルールを学習させれば、それなりに省力化できそう。

 で、結局、最後に残るのは、「セキュリティってなんですか? 守らないといけないものなんですか?」なんてヒトの心を変えること。これはAIくんのきれいな言葉ではなかなか言うこと聞いてくれなさそうなので、ここは圧をかけつつ、人間の出番なのかもしれないな。