◯◯の手習い?
最近、動画づくりにハマっている。きっかけは、ある団体でのセキュリティに関する注意喚起、啓蒙活動をしようと思ったこと。最初は紙(リーフレット)、その後はホームページでの啓蒙の狙いで、侃々諤々、検討チームで議論の上でリーフレットとホームページを作成。
そのホームページ自体もそこそこの評判(身内からの)だったので、自身を持っていたところ、ご意見番から一言
「今日び、啓蒙はホームページなんかじゃなくて、動画でしょ、Youtubeでしょ。直接あなたがそこで喋ったほうが、早いし、伝わるんじゃないですか」
まさに正論、まあ、おっしゃるとおりではあるんだけど。
動画づくりの始まり
自分が喋るとなー、やはり噛むしなー。はずかしーなー。
動画づくりなんて、どっか外注して作ろう、と思ったら若手のメンバーから、「このツール買ってくれたら、外注しないで自分で作ります!」
Video Animation Software for Businesses | Vyond
ふーん、そんなのがあるんか。そんなに言われたら外注よりは安いわと買ってみたけど、ヒトに作って貰う前に、自分でも作理初めてみた。
そのころは、一般社団法人でセキュリティ推進の仕事をしていたので、セキュリティ施策の説明や啓蒙に関する動画を作り始めたんだけど、最近はツールが生成系AIを取り込んで、日本語でも英語でもガンガン変換してくれる。(翻訳の正確性は別として)
自分で作り出すと、そもそも施策に関する正確な文言を追求すると、そもそも啓蒙動画の外注自体が難しいことに気がついた。
で、パワポでも沢山資料は作るんだけど、動画になると絵でも耳でも伝えるので、パワポの字が沢山の資料はどうにもいけない。動画への集中力は10分が限界、と時間の上限を決めると、そもそも言い回しや伝えないことを取捨選択しないといけない。
表現ルールの変化
これまで講演でテーマを喋ろうとすると、30~40分。つかみから入って、ウケないボケまで入れたりするので、どうしても話が散漫になる。何に付けても、その30分が主催者側、講演者側が了解した時間に合わせないと見られない。
で、喋るメッセージを削ぎ落として、どうにか10分の動画にしてまとめた。いきなりYoutube掲載も恥ずかしいので、関係者に見てもらうと、「ああ、ここの説明こういう言い回しをすればいいんですね。今まで社内説明に苦労していたので、この動画をそのまま見てもらおうと思います。」と
あー、パワポやホームページで作ると、社内のセキュリティ担当者は一旦解釈してから、まとめ直しをしないと、社内に共有できないんだね。これも発見。
で、参道のご意見と承り、なんとか動画にまとめてみた。
このVyond。機能がたくさんあって、触りだすとつい凝ってしまって、いらないアニメーションまで含めてしまう。結局10分で終わらなくなる。
でもありがたいのが、同じ10分でも、主催者ではなく、見たいヒトの都合に合わせた10分で見ていただける。見る人の時間が自由ということは、当然、撮る人・作る人の時間も自由ということで、スケジュールに合わない、時間がないという悩みがなくなった。
で
日々、表現方法は変わるね、というのと、自分が意識している以上に、周りに生成系AIが普通になってきたね。(最近はイラストも、いらすとやからAIに置き換わりつつある)